Danger!について
Danger!
初めましての人は初めまして。また見に来てくれた暇な方々はこんにちは、こんばんは。
Kodaiです。
日本旅行楽しかったです。実際に会われた方々騒がしいやつで失礼しました。
本題に入ります。
今回はDanger!についてです。長くなります。
最初に言いますが日本と海外は制限が異なります。
日本でどうなるかは知りません。
Danger!とは
まずDanger!って何よ?という話から。
- 海外先行テーマでメインデッキのみのカードプール
- 上級、下級、多種族、闇属性
- 手札を捨てることで活躍
- 展開力が高い
- 割とランダム性が高い
簡単な説明をするならこんな感じです。全く理解できないそこの君!!
安心してほしい。最初は僕もそんなだった…
Danger!の共通効果
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
相手は自分の手札をランダムに1枚選んで捨てる。
この効果で捨てたカードが「(同名カード)」以外だった場合、
手札から「(同名カード)」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
(固有効果)。
(この記事の正式な効果の引用元)
1はランダムに自身をssして手札を捨てる効果。手札は結局1枚ずつ減る。または自身を捨てる。
2は暗黒界の10期版。コストで捨ててもOK。
基本としては(1)の効果を起動して、捨てられたら(2)の効果を起動するという完結している効果となっている。
海外はランダム要素好きなのかな?いずれ好きなやつ捨てるリンクがOCG産で出そう…
さて…お気づきだろうか……(1)の効果に名称ターン1も何も制限がないことに…
OCGプレイヤーであればターン1のないss効果がどう使われるか理解しやすいはず…
「手札のDanger!効果発動!!ドロー!!手札のDanger!効果発動!!ドロー!!」
無限ループって怖くね?
Danger!モンスター達
Danger!モンスター達を紹介します。
レベルは3、4、7、8となってます。
Danger! Nessie!
水族/攻1600/守2800
(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
デッキから「Danger! Nessie!」以外の「Danger!」カード1枚を手札に加える。
ネッシー。
固有の捨てられた効果で自身以外のDanger!カードをサーチできます。
どのデッキでもサーチは大切。出張されるやつ第1号。
守備力がやたら高いため後述するJackalopeで頻繁にssされてた。
レベルが7なのでファイアーウォールが生きてた時はトマホークになって悪いことしてた。
Danger!? Jackalope?
獣族/攻500/守2000
(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
デッキから「Danger!? Jackalope?」以外の「Danger!」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
ジャックロープ。
捨てられたときに自身以外を守備表示でssできます。たまに攻撃表示で出す人いるので注意。
捨てられても確実にモンスターを出せるのはこの可愛いやつとツチノコという奴だけです。なので出張に使われるやつその2。
暗黒界Dangerワンキル時にはレベル3なのでリヴァイエールになっていた。
さらに彼岸にもよく使われた。
緑色でとても可愛いその姿はどこかのShay(ry。
Danger! Bigfoot!
獣族/攻3000/守0
(2):このカードが手札から捨てられた場合、
相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
ビックフット。
進化したバブーン。固有効果は表破壊。
アフターバーナーみたいに永続や面倒なモンスターを破壊できる。
Danger! の展開兼ね除去その1。
普通に出してもあの青眼と同じ3000も攻撃がありレベル8。
かつて青眼に出張してる人もいました。
とても強そうですが先行で捨てられてもセルフハンデスなので採用枚数は控えめ。
Danger! Chupacabra!
悪魔族/攻1500/守400
(2):このカードが手札から捨てられた場合、
「Danger! Chupacabra!」以外の自分の墓地の「Danger!」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
Danger!の死者蘇生。先にDanger!が墓地にいれば確実なss手段となるので割と重要。
レベル4なのでJackalopeでリクルートしてアザトートとか出てた。
なのでTCGではレベル4が2体が恐れられてこいつはガチ悪魔だった。
ここまでがCYHOで出たモンスター達です。
Danger! Thunderbird!
鳥獣族/攻2800/守2400
(2):このカードが手札から捨てられた場合、
相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
ビックフットの逆。セット破壊。説明はほぼ同じ。
先行で捨てると悲しいので採用枚数は控えめ。
セット破壊なので1の効果にチェーンで永続とか発動すると回避できる。
そこでビックフット捨ててしまうと裏目。
Danger! Dogman!
獣戦士族/攻2400/守1000
(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力はターン終了時まで1000ダウンする。
ドッグマン。狼男。
相手モンスター全体の弱体化。相手ターンにこのカード捨てたり、ワンキルが容易になる。
レベル7なのでネッシーと同じようにかつてはトマホークになっていた。
先行で捨ててもセルフハンデスなので採用は控えめ。
一番採用枚数が難しいカードとも言われた。
Danger!Mothman!
昆虫族/攻1800/守 400
(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
お互いのプレイヤーはデッキから1枚ドローする。
その後、お互いのプレイヤーは手札を1枚選んで捨てる。
モスマン。
歩く暗黒界の取引。Danger!で捨てられてもドローできる唯一のやつ。
レベル4なのでアザトートになっていた。
回転力が上がるが相手に誘発を渡す可能性もある。
下級最大打点。
Danger!? Tsuchinoko?
爬虫類族/攻1300/守 0
(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
ツチノコ。可愛い。
捨てられても確実にssできるレベル3組の一体。
自身をssする関係から2の効果で出すと少し悲しい。
よく出張される第三号。
彼岸によく出張されてる。可愛い。
Danger!ではツチノコ、ネッシー、ジャックロープの3体が使いやすい。
海外ではこれを使ったコラがかなり多くアイドル的な立ち位置となっている。
つぶらな瞳、キュートな丸いBody…可愛い…(語彙力)
Danger! Ogopogo!
海竜族/攻1200/守3000
(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
デッキから「Danger! Ogopogo!」以外の「Danger!」カード1枚を墓地へ送る。
オゴポゴ。
Danger!おろかな埋葬。
モンスターを紹介してきたので墓地で何か使える奴いるの?と疑問があると思いますが、Danger!魔法罠には墓地で使えるやつがあります。
環境では一切Danger!魔法罠が採用されないんですけどね…
そのため出た当初は弱いとか言われましたが一つ良いことが…
それはデッキ圧縮と終わりの始まりというカードが早く使えるという点です。
終わりの始まりについては後述します。
以上が現在のモンスター達です。
続いて魔法罠を。
Danger!魔法罠!
まず最初に言いますが大会で使われたのを一度も見ません。
理由としてはそもそも捨てて特になるカードがなく、Danger!の基本戦術として魔法、罠を伏せてから共通効果を使うというものがあります。
すると必然的に見せたDanger!当てられて展開が難しくなるからですね!
Danger! Response Team
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「Danger!」モンスター1体とフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードが墓地に存在する場合、手札から「Danger!」モンスター1体を捨てて発動できる。
墓地のこのカードをデッキの一番下に戻す。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
Danger!版の強い強制脱出装置。
相手のモンスターでも自分のモンスターでも戻せる。
またオゴポゴの登場で2の効果が少しだけ使いやすくなった。
連装融合的なやつ。
使い方としてはDanger!を戻してまた使うといった形。
Realm of Danger!
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
相手はこのターンに特殊召喚された「Danger!」モンスターを効果の対象にできない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「Danger!」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードが表側表示で存在する間、その自分のモンスターは直接攻撃でき、攻撃対象にされない。
耐性とダイレクト効果。はっきり言うと使わない。
Danger! Zone
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分はデッキから3枚ドローする。
その後、「Danger!」カード1枚を含む手札のカード2枚を選んで捨てる。
手札に「Danger!」カードが無い場合、手札を全て相手に見せてデッキに戻す
天使の施し。Danger!のビックフットなどを捨てて相手ターンに妨害を行える。
しかし先行はワンキル、後手もモンスター並べたほうが強いため使われることがなかった…
Second Expedition into Danger!
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨て、自分フィールドの「Danger!」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで500アップする。
(2):このカードが墓地に存在する場合、手札から「Danger!」モンスター1体を捨てて発動できる。
墓地のこのカードをデッキの一番下に戻す。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
なんてことはないTADANO500UP!!!
何なら2のほうが使うかもしれない…
終わり。
Danger!の戦術
基本的には、
- 捨てたくない魔法罠を先に伏せる
- モンスターを並べる
- リンクをする
だけである。
しかし問題なのは共通効果がターン1ついてないため永遠に出てくること、ずっとドローできることです。構築によってはデッキも引ききれます。
他には出張などでランク8やランク3などに使われたり、単純にssできるモンスターとしてリンク素材にされますね!
相性のいいカード
基本的に先行ワンキルを狙う場合、ワンキルパーツを引きに行くというデッキなのでドロー系とは相性がいい。
大会でよく見るのは、闇の誘惑と終わりの始まりである。
終わりの始まりは伏せといて墓地にDanger!が溜まったら使うというもの。
基本チュパカブラ以外は墓地を使わないため思ったより簡単に使える。
モンスターも捨てられて使える暗黒界、あとはゼピュロスなども相性がいい。
前者はグラファ火壁ループが悪用されとても強かった。
ゼピュロスはDanger!を戻してアザトートになれた。
リンクではスカルデットがよく使われた。Danger!は手札が一枚ずつ減るためこれで手札補充や一撃必殺居合ドローなどを仕込んでた。
またこのデッキは結構後手も強く、大量に打点が出たり、破壊が絡みやすく、後手ワンキルも容易であった。
相性の悪いカード、弱点
海外で私が紹介してるのを見たことがある人は疑問に思ったことがあるかもしれませんが、手札誘発と墓穴の指名者がDanger!の手札をランダムに捨てる関係上相性が悪い。
そして致命的な弱点として、見せたDanger!を当てられ続けるとss効果があるのがツチノコ、ジャックロープ、チュパカブラしかいないのでドローもできず自滅する。
このためかつてワンキルが流行った際、相手のシャッフルをよく見て当て続けてワンキル回避とかもあった。皆さんは気を付けよう!
対策
うららをドローカードへ、ドロール、ドロー魔法カードが全て除外を頼ることからロンギヌスなどが流行った。
実際使ってる本人でさえワンキルが成立するか不明である。
ちなみに誘発がなくても運がよく当て続けると勝手に止まってくれる。
まあ大体ガンブラーが飛んできた。
豆知識
Danger!の1の共通効果は虚無空間、群雄割拠、御前試合、センサー万別があっても発動できます。選ばれなければ、ssできず、ドローもできませんが見せたDanger!は手札に残るためビックフットが捨てられるまで発動して永続系を破壊することも可能です。
ネッシーやビックフットが輝く瞬間!!
デッキの歴史
もちろんTCGの歴史である。勘違いしないでね!
暗黒界Danger!
なんてことのないただのビートダウンだった。
後手も強いしダークロウTueeeeeeeという感じ。
誰もが面白そう!楽しそう!となった。
後々こいつらがあのファイアウォール禁止、一撃必殺居合ドローを制限にするとはだれが予想できたのだろうか…
SOFU後
新規参入でモンスターが増えたとき海外の人たちは気づいた。
「そーだ!たくさんドローできるんだからワンキルパーツドローすればよくね?」
海外では増殖するGは禁止であったこともそれを増長させた。
こうして完成したDanger!ワンキルはアザトートが立つ、デッキの半分以上がドロー効果持ち、8割ドローかサーチというやばい(Danger!)デッキとなった。
やり方としてはモンスターを並べていき火壁を出して、キュリオスでグラファを落としてキャノソルにドローか蘇生か火壁のサルベージで触り、ループを発生させる。
「グラファリリース!500バーン!グラファ蘇生!リリース500バーン!火壁で暗黒界ss!……」
そして最初の制限改定で終末制限、ファイアウォール禁止というある意味快挙を成し遂げた…
スラッシュドローワンキルへの移行
サモソが海外にとうとう登場!!!!
ん?相手にモンスター送り付けられるじゃん!!!
こうした海外ならではの発想で誕生したのがこの居合ドローワンキルである。
- スカルデットを3回ぐらいssそしてデッキ下に居合ドローを仕込む。
- 相手にトーチかサモソでモンスターを送り付ける。
- 居合ドローを引く
そしてデッキを適当に引いて居合ドロー発動するデッキ。
居合ドローへのうららなどもアザトートで無視する点は変わらない。
このデッキは結果としてり流行ることとなり、
トーチ、ソルチャ、トマホークが禁止。
そして居合ドローが制限となった……
Conclusion
少しはDanger!について理解ができたでしょうか?
実はここで紹介しきれなかったんですが出張としてのDanger!もかなり流行ってます。
単純に彼岸のダンテ、サンドラのスカルデット、闇戦士族のリンク素材、オルフェゴールへなどなど……
簡単にssできるのでリンク素材などにしやすいようです。
まだあと1パックDanger!新規が来る可能性もあります!これからも海外の環境を荒らしそうですね~。
ブログ初心者なので細かいミスや言語の問題は温かい目で見てください!
質問はいつでも受けます!
最後になりますが読んでいただきありがとうございました!!